【塾生Blog】塾生5号 転機は天機

皆さん、こんにちは。

偕髙塾生5号のかいほーです。前回からの続きになります。
前回のBlogはこちらから。

 

「少し考える時間が欲しかったんです。自分の生き方、働き方を。」
気づいたのは、数ヶ月経過してからでした。いわゆる「うつ状態」となりました。
食欲もなく2日間食べない日があったり、睡眠時間も1時間の日もあれば、14時間寝てる日も。
パソコンとスマホ以外のすべての光を遮断。1日中、胸を突き刺すような痛みが絶え間なく感じる。

(一体、自分はどうしてこうなってしまったのか・・・。)


このまま今の会社の環境で働き続けて

「自分の身になっているのか?」
「本当に今やりたいことなのか?」
「今までの積み重ねは何だったのか」
「そもそも自分の考え方がおかしいのか?」

2019年9月よりメンタル疾患となり、程なくして休職。
一体、自分はどうしてこうなってしまったのか・・・。
振り返ってみれば、偕髙塾に来た2019年4月くらいの段階で、すでに気持ちが落ちていました。


ようやく自分が夢見たデータアナリストとしての専門職へのキャリアアップ、スキルアップとは到底かけ離れていました。
来る日も来る日も、矢継ぎ早に仕事の運用が変化し、他部署からも自部署からもご意見を…、ではなくてクレームを受ける毎日。まさに四面楚歌です。

私のいる部署はお客様クレーム対応の統括する部署です。現場で対応している管理者から本部へ運用や数字への問い合わせの日々、決して寄り添うこともなく、まるで公開処刑。つまり社内クレーム対応が僕のメインの仕事でした。

上司や周りからの「かいほーさん、出来ているよ。大丈夫だよ」といった言葉が気休めに過ぎず、返って苦痛でした。
僕には何が出来ていて、何が出来ていないから、どうしなければならないのか。
自分の理解のスピードが周りに明らかについていけず、質問してもさっぱりわかりませんでした。

 

「すみません。ここがどうなっているのか教えてもらえませんか?」
・・・ワカラナイ
(何を勉強すれば、わかるようになるのかな)

 

「教えてもらったのですが、この部分のロジックがわからなくて再現できないんですけど」
「現場が困っています!どうしていつも納期を守れないのですか?」
・・・デキナイ
(今の自分のままで、生き急いでいたら遠くない未来に壊れる)

 

「もういいです。」
・・・イル意味ガナイ
(限界だ。もう終わりにしよう・・・)

 

シャットダウン
(一体、自分はどうしてこうなってしまったのか・・・。)


そういえば、塾長から「転機は天機」だよと教わった講義に教わったのを思い出しました。
僕の思考、行動癖に原因がある。思えば自分の人生を振り返ってみると、こういったパターンに出るときが・・・・・あった!
そのことに気づき、心から自覚した時は地獄でした。
これを乗り越えるには、今の環境をまずは変える必要がある。思考や行動の集合である習慣も変えないと。

 

上司から今後についてどうするか連絡がきました。
誰のせいでもない。あらゆる点で自分の至らなかったことがわかっていました。

 

僕の中では結論が出ていた。
退職の旨を伝えました。

 

次回に続く。